コンタクトは作る前に度数をチェック!

視力の悪い方は、コンタクトで矯正するかメガネにするかまず迷うのではないでしょうか。その度数については、どちらもプラスとマイナスがあり、近視の方はマイナス度数の凹レンズを遠視や老眼の方はプラス度数の凸レンズで矯正することになります。このようなレンズで矯正しないとぼやけて見えてしまう理由は、本来レンズの役割をする水晶体が毛様体によって厚さを上手に調節されないため、網膜にピントを上手に合わせることができないために起こる現象です。原因としては遺伝の可能性が高いと言われています。

そこで、その機能を補うことがメガネなどの役割となります。しかし、コンタクトレンズはメガネよりも目に近いところに装着することができます。そのため、度数はメガネよりも弱くすることが一般的です。その際にメーカーなどが提供している換算表があり、普段メガネをかけている方はその度数を診断時に申告すれば、コンタクトの購入時に参考にしてもらうこともできます。ただし、度数がマイナス-3.75ぐらいまでの近視の方などは、メガネの度数と同じになることもよくあります。度数に大きな違いが出てくるのは、もっと度数を上げたレンズを装着する場合が大半です。ちなみに、コンタクトの方が矯正できる度合が大きいことが特徴で、極度に視力が弱い方は、コンタクトとメガネを併用して視力を矯正されている方もおられます。

また、メガネで度数の高めのものをかけると頭痛などが起こりやすい一面が少しあるため、あえて度数を落としたものを購入される方もおられます。しかし、コンタクトの場合は、装着時の見え方に違和感が少ないため、よりクリアに見えるようにするため、結果的にメガネよりも度数を上げて処方を依頼する方もおられます。